硝子細工って飴みたいで美味しそうです!


by tahiri

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リハビリ

しばらく文章を書いてなかったので、リハビリに。

お題
みきいお
はんばーぐともやし
戦車
小鳥さんの妄想をするP







 ことり。伏せっていた卓袱台に振動が伝わるのに気づき顔をあげると、美希がこちらを見下ろしていた。卓袱台に置かれた白い皿には、今日も豆腐ハンバーグともやし炒め。見慣れた白い湯気ごしに、美希が笑う。
「今日もこれ? いい加減飽きてきたんだけど」
「伊織は我侭なの。豆腐ともやしは身体にいいんだよ?」
「いくら薬でも過ぎれば毒よ……」
「美味しいからいいの」
「レパートリーを増やせっつってんのよ」作りもしない人に言われたくない、子供のように下唇を突き出す美希を湯気ごしに見て、ため息をつく。嗅ぎなれたソースの匂いはむしろ、吐き気を催した。「それで、後どんだけあまってるのよ?」
 きらきら輝く金髪が、無言で隅にあるダンボールを指で示す。
 十五箱。
 あの中全てが、もやしと豆腐だ。
 考えたくもなかった現実を突き詰められて、狭い空間に二人のため息が重なった。
「これ、いつまで続くんだろ……」
「終わるまででしょ……」
「いつ終わるの?」
「知らないわよ!」
 ごとん。わたしが叫ぶと同時、床が大きく揺れた。うわわ、と美希がこちらに倒れこんでくる。豆腐ハンバーグを庇ってバランスを崩したらしい。いっそ溢してしまえばよかったのに。後の面倒が大きくなるだけだけれど。
 美希の体重で床に頭を打つ。痛い。
「……どきなさいよ」
 鉄パイプに囲まれた、無機質な天井を見ながらいう。
 右耳に、美希の鼓動を聞いた。
「ねえ、でこちゃ――」
「伊織」
「――伊織。ミキ、疲れたよ」
「わたしもよ……」
 身体の前半分で受け止めた美希の熱を、あまりに無機質な合金の床が奪っていく。
 腰骨で、地面を進む無限軌道の振動を感じた。
「なんで、ミキ達戦車のってるだろ……」
「知らないわよ!」
 風防から外を覗くと、わたしたちを乗せた戦車は、砂浜を走っていた。
 暑かった。


――という企画なんですが、どうでしょうか。いおりんの汗ぺろぺろしたい。
――…………。プロデューサー君。
――はい、なんでしょうか! いやあ、自信ありますよ今回は! 美希の涙ぺろぺろー!
――君、クビね。
――どうしてですかー!? みきいおの汁ぺろぺろ!


「……プロデューサーさん、なんですか、これ」
「いやあ、ちょっと美希と言い争いになりまして。小鳥さんが考えてそうなことを文章にすることなったんですよ」
「失礼でよすね、酷いですよね!?」
「いやあ、小鳥さんだし」
「三十路手前には餌もくれないんですかー!?」
「意味がわかりません。文脈読んでくださいよ」

終われ。
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by tahiri | 2010-06-17 00:06